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はじめまして 流奈くんと遊んで楽しかったよ  2001年9月28日


こんにちは
始めまして、あざらしのしろたんです。

日木流奈ファミリー交流会も終わり、一息ついているところです。
この2ヶ月間は定休日もあってないようなもので
全くといっていいほど休息をとることができませんでした。

流奈くんの交流会も2年続けてということと、連休の中日ということも相まって思ったほど予約が入らない状況でした。ただ流奈くんの交流会は、おそらく今年が最後だということなので彼と直接会うことはしばらくできないかと思われます。汗を流しながら、手が疲れ果てて動かなくなるまで自らの思いを伝えようとしている姿を、舞台の袖から見させていただいて、5年も前からひとりの少年が書いた文章と出会い、その文章とそれを伝えようとする意志が宿った肉体(人間)と出会え、友人になれたことに深い深い感謝と、大きな喜びが私の中で静かに波打っておりました。

今回一緒に露天風呂に入り、湖を眺めながらこの人との記憶に思いを馳せてみたりもしました。風呂上りロビーのソファーで一人寝かされている彼のそばに座り、彼の胸をなでながら、自分なりのコミュニケーションを彼との間でとっていました。すると急に彼の両手が持ち上がり、言葉にならない音を発しながら、私を抱きしめようとしてくれていました。彼の思いが、私自身に伝わっているのか伝わっていないのかさえ自分自身が感じ取れないまま、ありがとうという思いだけが、内側から沸き立って来るのを観ている自分がいました。

今回4日間も一緒にいさせてもらい、その間何度となく、自分の中の奥深いスペースから沸き立ってくる思い、喜び、感謝。かわいい流奈くんから流れ出る自然なハーモニーはこの星に生まれたひとりの人として、特別ではない爽やかな歩みを伝えてくれているように思えたのです。今回お神酒と称して、何度となく酒(日本酒)を酌み交わせたね。
別れ際、君は「またね」と。
何も返す言葉は出てこなかったけど、
何かしらぬくもりだけは伝われば、と思った。

 最後に、交流会でルナママこと千史さんが朗読した詩(来年のルナカレンダー)をご紹介します。今回の交流会のビデオとカセットテープ、そして残りわずかですが、ルナカレンダーも販売しております。

花にはドラマがある
人にもまたドラマがある
月々の花たちが深い想いを語りだす

愛でるは麗しの花々
開き始めた心の花が実を結ぶ
その時 人は肉体を持ったままで
もう一度生まれることができる
花々の語りはいつしか心の声となり
人々の古き意識を呼び覚ます
深淵に沈みかけた魂の声を再び浮上させるため
強く強く花々に意識を向けよう

自らの心に枷(かせ)をかけずに軽やかに飛び立とう
すべての古い衣を脱ぎ捨てて身軽になろう
すべての枷を手放したとき
人は地に足を着けたままですべてのものを手に入れる
失うものは何もなく ただ歓びと愛だけが残るのだ
肉体を地に返すまでできることは
意志によって細胞の隅々まで軽やかにすることだ
遺伝子のひとつひとつに細やかに意識を向け
ボタンをひとつひとつ押していこう
私たちが授かった肉体という衣を天に返す日まで
私たちはこの肉体を軽んじてはいけない
大切に大切に守り 育ててあげなければならない
身体が欲する軽やかな空気と旨き水を
細胞の隅々まで行き渡らせ
魂の音楽を奏でよう
振動する楽(がく)たちが神の目覚めを導き出す
楽(がく)たちの響きは
楽(らく)な心を持つことにより
より細部まで浸透するであろう
楽しく生きるため
花たちは色とりどりの顔で人の魂の手助けをする

まどろみの中
白昼の夢を見よう


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